asumos1009’s blog

都内在住。夫と息子の3人暮らし。ワーママの日々の記録です。

保活はツライよ 7️⃣どん底からの復活 1

保育園に落ちてからというもの、よし❗️頑張るぞ❗️と思ってはもうダメだ。と思う、非常に情緒不安定な時期が続きました。

特に夜になると泣けてきて、完全にメンヘラ。笑笑

 

自分なりに何度も何度も考え抜いた上、書類を提出し、自分で決めた以上、もう後ろは向かない、後悔しない。と決めたはずなのに、いざ落ちてみると、そのときは認証園の合格もなかったので、自分の選択はやはり間違っていたのではないかと思ってしまいそうになり、もう心のなかはぐちゃぐちゃ。

 

仲良しのママ友達も、みんな合格していたため、一人勝手に肩身が狭くなってしまい、みんなのさりげない一言に一人で勝手に傷つき、心を乱されるという日々でした。

 

自分のせいなのに、なかなか前を向けず、自暴自棄になっていました。

 

このまま腐ったらだめだ。そう思ったわたしは、二つのことを実践しました。

 

1️⃣とにかく、外に出て、人と話す。

 

家で引きこもっていても心が塞いで息子にもよくない。ツライ時こそ、外の世界へ出て、人と話してみる。

 

いつも行っている地域の子供広場…は正直、その時期にはしんどかったです。笑笑

だって仲良い人たちはみんな受かっているから。でも、そこで自分と同じく落ちた人も出会うことができたり、新しい友達ができたり。嬉しい発見もありました。同じように認可に落ちていた人もいて励まされた。中には0歳児クラスでも落ちた人や、旦那さんの転勤でそもそも出していない人なんかもいて、改めて保活の厳しさと、本当に色々な家庭があるんだなあと再認識。

それから2-3歳の幼稚園狙いのママ達とは範囲が被らず、気分転換になってよかった。

 

 

ある日 初めて訪れた出先ではステキな老夫婦との出会いが。その場所は、ずーっと行ってみたかったけど、行けていなくて、不合格を知った翌日に思い切って行ってみました。

 

ご婦人がワーママだったらしく、当時のお話を聞かせてもらえんだけど、当時はまだ専業主婦も多くて、育児休暇なんてものもなく、保育園もあったけど先生達に「こんな小さいうちから預けるなんて可哀想」とか言われてしまう時代だったらしい。

 

そんな中、ご婦人は辞める覚悟で会社に1年間の休みを申し出たところ、その願いが通って休めたんだって。今で言う育休のようなものだよね。

 

小学校に上がってからも、学童がないってなり、有志のママ達と自治体に嘆願書を出して設置してもらったらしい。その有志ママ達とは、そうやって苦労を共にしたからか今でも仲良しなんだって(子供達同士はそうでもないらしいけど笑)。

いま私たちが当たり前のように利用できてるサービスや制度はこうした昔のワーママの活動のおかげなんだなあって改めて感謝。

 

最後、そのご婦人に言われた言葉がすごく心に残った。

「私は、女性は働いた方がよいと思っているの。だってね、子供はいつか親を超えていく。特に男の子はそれが早い。旦那は旦那で仕事をして、自分の世界を持っている。今は子供に手がかかって一番大変な時期だけど、すぐにその時期は過ぎ去る。そしていざ子供から手が離れたとき、家庭以外に自分の世界を持っていた方がいいと思うの。」

 

仕事をすることで、育児以外の自分の世界を持つ。専業主婦を否定するつもりは全く無くて、ただ、仕事をそういう観点で捉えたことがなかったので、とても新鮮でした。

 

 

あと、既に子供が2人いる同級生にも久しぶりに会って話を聴きました。彼女は

 

「わたしも子供二人を保育園に預けているけど、失ってるものも多いと思う。初めてできるようになったことは全部保育園で、その瞬間をほとんど自分の目では見られていない。仕事はいくらでも代わりがいるけど、母親の代わりはいない。だから、そんなに焦らなくていいんじゃない。」

 

と言ってくれました。

先輩ママ達の言葉は一番の薬だね。

 

時間が経ったこともあり、ようやく少しずつ落ちたことを受け入れ、前向きになれてきました。