asumos1009’s blog

都内在住。夫と息子の3人暮らし。ワーママの日々の記録です。

産後4日目⭐️深夜の号泣

夕飯を食べ終えてからずーっとグズグズの息子

 

授乳してしばらく抱っこして、コットにおいては泣きの繰り返し

 

そんなこんなでもう日付も変わり、疲労感と同時にふとある焦りが出てきた

 

 

隣の人に迷惑なんじゃないか、、?

 

隣の人のことは顔も何も知らないけど、明日の朝一が帝王切開だと聞こえていた。

 

このままだと、睡眠の邪魔をしてしまうのでは??

 

あと1日半後には退院なんだ。

うちのマンション結構声響くから、こんな泣き声だったら近所迷惑にならないかな??

 

いま思えばどうってことない泣き声と、そもそも大部屋だからそんなことは気にしなくて良かったと思うけど、当時はそれがとんでもなく悪いことに思え、わたしは焦りと不安でかなり混乱していた。

 

授乳室へ行って、部屋に戻って、ウロウロとしながら深夜3時ごろ

 

部屋に戻るとまたしても泣き始めた息子

 

隣の人を起こしてはいけないと焦り、慌てて抱っこするも泣き止まない、、、

 

さっきまでは抱っこしてたら泣き止んでたのに。

 

ここへきて混乱がピークに。

内心完全に取り乱していた。

 

おっぱいも、おむつも、抱っこもした。

なんで泣くのか。

 

どうしていいか分からなくなり、とりあえず授乳室で対策を聞こうと思った。

正直もう泣きそうだった。

 

授乳室へ着き、 助産師に話しかける。

なんだかあまり愛想のなさそうな助産師だ。

この深夜の時間 助産師だって少ない人数で大変なのにわたしはこんなくだらないことで質問しようとして申し訳ないなあ。なんかもう全部がダメに思えた。

 

自ら謎の追い討ちをかけ、助産師に話しかけながら泣いてしまった。

 

それを見た助産師の顔つきが変わり、一転して肩をさすってくれた。

 

周りに授乳している人もいたけど、もう止まらなかった。

 

完全にパニックだった。

 

助産師はその後も優しかった。

最初の機械的な返事はなんだったのかと思うくらい、親身に話を聴いてくれた。笑

 

何回も、頑張ってるもんね。辛いね。と言ってくれた。そもそも産後3日にして完全母乳ってだけで凄いことだよ。よく頑張ったね。

まだお母さんも赤ちゃんも3日目だから、分からないことだらけだよね。

 

その言葉でまた涙が出た。

 

自分でもなんでこんなに泣いてるのか分からなかった。でもとにかく涙が止まらなかった。

 

 

何をしても泣き止まないこと。

隣の人が明日手術で申し訳ないと思ったら、いてもたったもいられなかったこと。

もうすぐ退院だから余計に不安になったこと。

忙しいのにこんなことですみません。

 

泣きながらそんなことを話していた。

 

助産師はひたすら聴いてくれた。

椅子まで出してくれた。優しい。

でもね助産師さん、わたしお尻痛いから普通のパイプイスには座れないんです。きっと側から見れば遠慮して座らなかったように映ったと思うけど、正確には座れなかったという笑える思い出。

 

 

いま思うと、完全に産後ブルーってやつだったと思う。

 

夕方までみんなに囲まれて便秘も解消して、天国だったのに。

 

急転直下なメンタルに我ながら驚いた。

ほんと、ホルモンてすごいわ。

ホルモン様に目を付けられたら最後、抵抗できません。笑笑

 

いま思えば息子も沢山の来客に疲れていたのかもしれない。新生児ながら、空気を読んで大人しくしていたのかもしれない。

 

こうしてひとしきり泣くとかなり気分は落ち着いてきた。不思議なことに、私が泣き始めると息子は泣き止み、不思議そうに私を見ていた。いまは泣いちゃいけないって思ってくれたのだろうか?

 

授乳室に息子を預け、部屋で休ませてもらうことになった。

 

仮眠から目覚めて鏡を見ると、目はカマボコのように腫れ、ブサイクの極み、酷い様相だった。

 

改めて世の中の全てのお母さん達を尊敬し、ホルモン様の恐怖も再確認した。笑笑

 

 

そして、カマボコは授乳室へ戻った。

明け方5時。

 

授乳室は変わらぬ景色。

泣いたって喚いたって、育児は続く。

忘れていたけど相変わらずお尻もまだ完全ではない。

それでも3時間の睡眠でかなり疲れは取れ、落ち着きを取り戻せたような気がする。

 

息子を引き取り、また授乳を再開。

 

すると、さっき号泣したときに居合わせた人が話しかけてくれた。

 

聞くと、その人は2人目のお子さんだった。

前からその人が授乳室で助産師に相談している姿も見ていたし、今も授乳に苦戦しているのを見ていたから、わたしはびっくりした。

 

てっきり、この授乳室へ来るのは初産婦だけだと思っていた。二人目ともなれば授乳なんて余裕なのかと思っていた。

 

 

この子はねー、すごくマイペース。

自分の吸い方じゃないと吸ってくれないの。

さっきから1時間も授乳してるよ。

眠いよねえ。お尻の数も痛いしさあ。

 

周りの人もみんな頷いた。

 

初めてでももちろんつらいし、二人目以降でも子供が変わればまたリセットされその子の方法があるわけで、みんな悩んで寝不足と戦いながら頑張ってるんだ。

 

自分だけがメソメソして悩んでいると思っていたけど、みんなそれぞれあるんだと気付いたら、なんだかすごく楽になった。

 

話しかけてくれた人は、なんと家も近いことが分かり、その後も授乳室で会うたびに色々な話をし、連絡先も交換した。

実は妊娠からはじめてのママ友が出来た💓嬉しい(^^)

 

結局 その日息子はなんで泣いたかもよく分からないけど、そんなもんなのかな。

なんだか、肩の荷が下りたような気がした。

 

朝以降も号泣事件が引き継ぎされていたようで、担当助産師が逐一気にかけてくれた。

ありがたや。

 

授乳室ではママ友に会うたび、会話を交わし、それもすごく嬉しかった。

 

 

 

その日の夕飯はお祝い膳🥂

フルコースを病院のラウンジで同じ日に産んだ仲間と食べるらしいんだけど、残念ながらその日は私一人だった、、、

 

ぼっち飯はきまづいので、部屋に運んでもらって食べました

 

でも、本当にレストランの食事みたいに豪華でフルコースでした!

 

 

明日は遂に退院。

 

振り返ると、この4日目未明の号泣事件のおかげで、色々とふっきれて良かったなあ。

 

みんなの前で泣いて恥ずかしかったけど、それだけ必死で一生懸命だった自分、偉い⭐️と自己満することにした笑